私の場合、いつの間にかレンズといえば15-85mmf3.5-5.6と30mmf1.4が基本になっていて、明るいと言えばf1.4が当然でした。ポートレートだったり、テーブルフォトだったり、その他いろいろな場面で、ぐっと寄ってバーンとぼかす。こんな撮り方に必須の換算30mmf1.4。
それが、それが、今回のFUJIFILMへのマウント替えによって途切れています。いきなり何もかも買うわけには行かず、最初はXT30にレンズは16-80mmf4、56mmf1.2とX100F(換算35mmf2)という構成で当分撮っていくことになったのです。
30mmf1.4の代わりとして56mmf1.2はボケるものの、画角が狭く最短距離が長い。これでは30mmf1.4のような撮り方ができないのです。
そこで考えたのがX100F(23mmf2)でした。
X100Fは単焦点ですがデジタルテレコン機能があって、23mm、35mm、50mmと画角を変えられます。これなら、30mmf2レンズが代用できるかも!?という考えです。
しかし、実際は23mmのレンズのクロップなので、やはり30mmとはボケが違います。そのうえ絞りもf1.4とf2ということで一絞り弱い。
これで撮ってみるとやはり歴然でした。30mmf1.4のようにバーンとボケないのです。
X100F/なるべく寄って背景をボカす。
しかし、仕方ありません。当分このカメラセットで行くしかないので、30mmf1.4を使っていた場面はX100Fを使うようにしてみることにしました。
X100Fで撮れる画像は、やはりボケが足りませんでした。ピンと位置はぼんやり目の合焦で、そして後ろに行くに従ってゆっくりボケていく。何とも穏やかな段階を踏んでボケるのです。
しかし、少し使っていくに従って印象が変わって行きました。
狙ったものにピントを当てる、その後ろのものが軽くボケる、その後ろがまたさらに軽くボケる…。
X100F
23mmf2のレンズを贔屓目にみているうちに、その写りがなんだか許せるようになってきたのです。そして、なんだか上品なボケ方じゃない…?と思えるように。
カフェに行って、店内を背景にテーブルの上のカップを撮る。
距離感に気をつけながら…すると、ゆるーいボケ感の空気感があるカフェ写真が撮れます。
これはこれでアリか、と思えるようになってきたのです。
30mmはそれとして、23mmはこれでいい…と、このレンズも気に入ったものになったのです。
X100F/このうっすらしたボケの魅力が…
こうなると、30mmf1.4をどうしようか?という、逆に余計な問題が起こってしまうようになりました。
30mmf1.4はそれにしか撮れない絵がたくさんあるので、いつか買うことにしています(フジでは35mmf1.4)。
その時は、お気に入りのX100Fはどうなるかな…ちょっと心配ですが、23mmの換算35mmという画角も十分使い道があります(これ、X100Fで初めて使うようになって実は新鮮な画角になっている)。
今は、好きになれたこのX100Fの23mmF2というレンズで、これでしか撮れない写真を撮っていこうと思っています。
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