Godox TT350F使用法、MS300との同期リモート、FUJIFILM XT30とのフィット感は?

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昨年後半から、FUJIFILMのX100F、XT30を使っているのですが、ストロボがまだないのでGodoxの製品で探したところ、この小さいカメラたちにちょうどいいサイズのTT350fというのがあったので購入してみました。
TT350をX100FやXT30に装着してみたたところ、なんというベストマッチング。
とってもいいサイズ感で非常に満足してしまいました。
あてずっぽで操作をしてみましたが、ちょっとわからないことが多かったので、記事にしてTT350Fの使い方、使用感、情報をまとめておこうと思います。
以下の説明は、FUJIFILM XT30に装着した場合の使用法…ではなく試行錯誤の記録になります^^;

TT350Fの仕様

・ガイドナンバー(105mmで1/1出力):36(m ISO 100)
・露出制御:TTLオートフラッシュとマニュアルフラッシュ
・フラッシュ露出補正(FEC):マニュアルFEB:1/3ステップで ±3(手動FEC)
・発光持続時間:1/350〜1/20000秒
・ワイヤレスフラッシュ機能:マスター、スレーブ、オフ
・制御可能なスレーブグループ:3(A、B、C)
・伝送範囲:30m
・チャンネル:16(1~16)
・電源:ニッケル水素(推奨)、LR6タイプアルカリ電池 2本
・リサイクル時間:約0.1〜2.2秒(松下eneloopニッケル水素電池)
・発光回数:約210回(2500mAニッケル水素電池)
・節電:90秒操作しないと自動的にシャットダウン。スレーブ設定の場合60分。
・ミニスタンド、保護ポーチ、ユーザーマニュアル
・対応カメラ X-Pro2、X-T20、X-T2、X-T1、X-Pro1、X-T10、X-E1、X-A3、X100F、X100T
・Godox 2.4GワイヤレスXシステム:マスタユニットとして、TT350Fは以下のスレーブユニットモデルを制御することができます:AD600.AD600M.AD600Por.AD360II-C.AD360II-N.AD200。
・Godox 2.4GワイヤレスXシステム:スレーブユニットとして、TT350Fは以下のマスタユニットモデルを制御することができます。

液晶表示パネルとボタン操作


パネルとボタン操作はシンプルです。
セレクトは、目的のボタンを押すだけです。
ボタンの下にある要素は、ボタンの長押し(2秒以上)でセレクトできます。

ストロボで設定すると、カメラ内のフラッシュ設定にも反映します。
しかし、ストロボ単体でボタンを触っているときは押せるのに、カメラに装着すると設定できない場合がありました。
それは、カメラ側で操作すると、設定できました。

オンカメラで使用する場合。

オンカメラでの使い方を解説します。

TTL自動調光モード


自動調光で発光するモードです。
・MODEボタンを数回押し、”TTL”をセレクト。
・光量を加減したい場合は、SETボタンをし押し、ダイヤルを回して露出補正する。
・再び、SETボタンを押して決定となる。

マニュアル発光モード


手動で光量を決めて発光するモードです。
・MODEボタンを数回押し、”M”モードをセレクト。
・ダイヤルを回して露出補正する。
・目的のところでダイヤルを止めて決定となる。

ハイスピードシンクロ(Mモード)


・”M”モードにおいて、SYNCボタンを押すことで、ハイスピードシンクロになります。
・パネルの”H”が点灯する。
・ダイヤルを回すことで、調光することができます。

ハイスピードシンクロ(TTLモード)


・”TTL”モードの場合は、ストロボ側で設定・調光することができず、
カメラの”フラッシュ設定”画面の中で、ハイスピードシンクロを設定することができ、ストロボ側に”H”が表示されました。
・調光も”フラッシュ設定”画面の中でのみ行えるようです。

Multi発光モードと光リモート

Multi発光モードと光リモートは割愛します。

ワイヤレスで外部ストロボMS300を発光させてみる。(マスター・親機として使う)

XT30に、オンカメラでTT350Fを使って、外部ストロボGodox MS300を発光させてみました。

ワイヤレス設定 マスターを変更する(親機)


・”SYNC”ボタンを長押しして”アンテナ”マークを点滅させる。
・ここで、ダイヤルを回して、”M”マークをセレクトする(マスターモード)。


・次に”SLAVE”ボタンを数回押してグループをセレクトする(ここでは”[A]”をセレクト)。
・今度は、”SLAVE”ボタンを長押しして”CH”を点滅させる。ダイヤルを回してチャンネルをセレクトする(ここでは”1″をセレクト)。”SET”ボタンを押して決定させる。

・外部ストロボMS300の設定を上記と同じにする(グループ:A、チャンネル:1)。


・”MODE”ボタンを数回押して”M”をセレクトする(マニュアルモード)。
・ダイヤルを回して調光する(1/128に設定)。するとMS300の設定も同様に変更される(ピ!と音がする)。
・カメラのシャッターを押すと、外部ストロボMS300が発光する。
・このとき、オンカメラのTT350は発光しない時や発光する時など、グループとモード(TTL、M)の組み合わせで違う。
…でよくわからない動作です。

TT350とMS300と、”[A]”などのグループを合わせているが、これが合っていなくても”CH”チャンネルが合っていれば発光する。
この”グループ”というのはどういうものなのだろう?

オフカメラで使用する場合(ワイヤレスでスレーブ・子機として)

先ほどと同様にして…
・”SYNC”ボタンを長押しして”アンテナ”マークを点滅させる。
・ここで、ダイヤルを回して、”S”マークをセレクトする(スレーブモード)。
これで、XProなどのコマンダーからの指示を受けられるはずですが、試せないので保留です。

C.Fn・カスタム設定


・”ZOOM”ボタンを長押しし、カスタムモードにする。
・ST:自動スリープ(ON、OF)
・AF:AF補光の発光(ON、OF)
・BL:パネルのバックライト(ON、OF)
・AP:ZOOM表示フォーマット(ON:APS、OF:135)
・ID:ワイヤレスID(OF、01-99)

TT350Fの実際の使用感と口コミ

室内でバウンスしようした場合、ちょっと光量が足りない感じがしました。

何度やっても、ストロボなしで撮ったのと変わらない感じでした。
そこで、モードを調整して撮り較べてみたのですが、
・TTLで光量をプラスに調整:あまり変わらず。
・マニュアルモードで調整:発光量を1/1にした時にやっとストロボ光が反映した感じ。
・ZOOMの角度をもっとも狭くした:途端にストロボ光の効果が出ました。
これだと、TTLのプラス調整も効果が出ました。マニュアル発光1/1だと強すぎるくらいになりました。
ZOOMはAU:自動調整では無く、手動で一番狭い角度になるところに調整しています。

ホワイトバランス

ストロボの効果がはっきりしてくると、若干ホワイトバランスが黄色く転んでいるように思いました。
でも、光が強い場合は白くうつる気もします。
光量が弱い場合は、色温度が低くなるのかもしれません。

電池の持ち

・アルカリ電池だと15分くらいで使えなくなる…という書き込みを見ました。
私の場合は、まだそこまで使っていませんが、それほど電池が減っている感じはしていません。

トラブルシューティング

・拡散・アイキャッチパネルを、奥までしっかり仕舞わないと動作しないことがあるようです。

TT350画像集

この記事を書いた人

holiday_camera_snap
写真・カメラ愛好家。グラフィック・WEBデザイナー。2004年から写真を始め、スナップ、ポートレイトなど精力的に活動。同時期に自作のホームページを立ち上げネットでの発信も開始、全国のカメラ・写真好きと交流する。
雑誌掲載多数。PHaT PHOTO CONTEST 100Point達成。誌上個展開催。


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