昨日、YoutubeのKAZUYA Channel 5D’sさんで、FUJIFILMのカメラが欲しいけど、買えない…という動画を見ました。
以下がその動画。

内容は…

とこんな感じ。
わかってはいたのだけど、この動画を見て改めて考えてしまった。

私は、一昨年、FUJIFILM機が高騰する直前の1年ほどの期間に検討して、CanonからFUJIFILMに乗り換えました。
当時は、今のような価格高騰もなくて、
わたしの購入価格帯である、10万弱の価格帯に中級のカメラやレンズが多くあった（もちろん中古）。

そこで、X100F、XT30、XF56mmf1.2、XF1680mmf4を買って基本セットを揃えた。
そのあとの機材購入候補もあって、望遠ズームや広角ズームを揃えるつもりでいた。

しかし、その直後から全く予想しなかった展開が…
・世界の情勢によるカメラ機器の供給不足。
・他のメーカーは回復する中、FUJIFILMだけは製品供給は回復しない。
・どうもこれは、日本におけるFUJIFILMだけに言えることらしいとわかる。
・国内では、新品が手にはは入らず価格が高騰 → それに引かれて中古品も高騰 → FUJIFILMの需要供給バランスが崩れ、FUJIFILM製品ならなんでも価格が上がり、過去の中古製品も高騰。一部の製品はプレミア扱いなり想像を超える高値もつく現状に。

こんなだから、全くアテが外れてしまった。
10万円前後の価格帯をあてにして、今後足りないレンズやカメラを買い足していってシステムを作ろうとしていたためだ。
とりあえず、今あるカメラ機材で大方のことはできるから…と、機材購入のことなどは考えずにいたのだけど、
上記の動画を見て、ハッと気がついた。

動画のKAZUYAさんは、買えないならNikonのZfやZfcを買ってしまおうか？と続きの動画を出している。
私も、今の機材が壊れたら、たちまちFUJIFILMのカメラを買う必要がでてくるのだと。

以前は、いつかは上位機種（XT5、XHS2）を買って、たまの仕事にも対応しようと思っていたのだけど、
今後は、あちこち撮影ツアーに行ったりフォトウォークするには、意識的にコンパクトなシステムにしていこうと決めたので、機種としてはXS20やXT30やXE4くらいのものを乗り換えていくつもりでいた。

しかし、このところの価格高騰や、FUJIFILMのエントリー〜ミドル機を出さない方針らしいことから、ミドル機の価格も高騰…というかプレミア化している。
一昨年に8万円台で買ったXT30は中古で12万円ほど、XE4は中古で16万円ほどだ。お店によってはこれらが20万30万…50万していたりする。
12万ならなんとかなりそうだけど、今後どんどん古くなっていく機種に12万だすのはアレだし、必要になった時その値段で買えるかどうかはわからない。
今のFUJIFILMは危なっかしい。

価格.comのリストを見ると、XT30II（16万）、XT30（14万）、XS10（16万）、XS20（20万）…という感じ。
めぼしい上位機種はおおかた20万円台にあって、価格はすぐそこまに迫っている（単純にAmazonで検索すると軒並み10万20万と上乗せされる…）。
どっちにしても、20万円前後の買い物になってしまうのだ。
もう以前のような買いやすいFUJIFILM出なくなってしまった。
その上高騰の危機をはらんでいる…

そうなってくると、もっと安定したメーカーに乗り換えないとダメかな？ということが頭をよぎる。
他メーカーも最近は値段があっがていて、デジカメは20万円から…という価格帯にはなっている。
しかし、他メーカーにはエントリー機やミドル機もあるし、探せば10万程度で割と新しい中古が手に入る可能性がある。
FUJIFILMにはこういった可能性がなくなってしまった。
私のような、10万円程度でデジカメを楽しむ人には選べないメーカーになってしまったようだ。

あのタイミングでFUJFILMに乗り換えることができたのは、幸運だったのか？不運だったのか？
相変わらず、FUJIFILMの100Fはとっても気に入ってるし、解像感や色も満足している。
ミドル・エントリーながら、今は、他のメーカーは考えられない。
今後どうなっているのだろう？どうすればいいのだろう？