今日は、以前から気になっていた甲南町のカフェ、CAFÉ DE BESSO(カフェ デベッソ)へ行ってきました。
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カフェ、CAFÉ DE BESSO(カフェ デベッソ)とは…
CAFÉ DE BESSOは甲賀市甲南町にある、作業所であるアートセンター&福祉施設「やまなみ工房」内にあるカフェで、やまなみ工房で生まれたアートをインテリアに取り入れ、滋賀の食材やブランドを取り入れたメニューを提供しているお店。
場所は、やまなみ工房の敷地の中。それほど広くない敷地の中に5〜6棟の建物が並ぶ中、真ん中にどーんと立っている4階建てのビル、これが「やまなみ工房」のアートが生まれるアトリエ。
その一階にあるのがCAFÉ DE BESSOで、名前の由来は、やまなみ工房の真ん中にある「おへそ」のような場所…というところから来ているらしい。
CAFÉ DE BESSOの特徴は、やはりインテリアとして飾られているアートの数々。全てやまなみ工房の利用者による作品であるが、抽象絵画、ドローイング、立体造形…とそのどれを取ってもプロのアーティストが制作したとしか思えないようなクォリティの作品ばかり。
この日は見ることができなかったが、CAFÉ DE BESSOのすぐ隣の部屋はアートギャラリーになっているとのことで、やまなみ工房のアート活動の全貌を見ることができる。
川内倫子も撮った作業所「やまなみ工房」
そもそも「やまなみ工房」とは、甲南町にある歴史のある福祉作業所。私は、ここ10年程?アート作品を盛んに発表していることで知るようになった。
その制作されるアート作品は、とても素人が作ったとは思えない作品で、絵画、ドローイング、立体…などジャンルも製作者により様々で、かつ、その作品どれもがクォリティが高いという、ちょっと信じられないような場所なのです。
制作された作品は、ニューヨークのギャラリーで高額で売れたり、パリコレにテキスタイルとして採用されたりしている。
さらに、最近では、今や世界的な写真家となった川内倫子さんが、やまなみ工房の作業所内の様子を撮影し、一つのシリーズとして写真作品化している。
CAFÉ DE BESSOの内装
CAFÉ DE BESSOの内装は、一言で言うと整然としてアーティスティック。
内装の基本はコンクリート打ちっ放し?の雰囲気があって、そこに、センスのいい木質感があるテーブルセットが整然と並べられている。
照明は暖色系のスポットがテーブルを照らしているのと、大きな窓から外光もたっぷり取り入れられ開放感もある。
そこに、様々なアート作品が飾られていて、配管むき出しの天井や壁や床は少しクールな感じだけど、動的で熱量がプラスされているようで、カフェの雰囲気をおしゃれに仕上げている。
とても心地いい空間。
器は、どれもちょっとこだわりがある感が満載のデザインで、後でわかったのだけど、信楽の超おしゃれショップ・NOTA_SHOPとのコラボらしい(これは未確認)。
メニューは名物のカレーを注文しました。
メニューの方は、若干少なめです。シズル感あるハンバーガーとカレーのメニュー写真が目を引く。
その中から、2色のデベッソ・カレー、黒豆のパウンドケーキ、カフェラテ、甲賀コーラをオーダーしました。
2色のデベッソ・カレーは、近江牛の特製キーマとほうれん草のあいがけカレーになっていて、ライスは甲賀産の黒影米と玄米をブレンド、スパイス漬けの卵と地元の漬物が添えられています。玉ねぎと馬鈴薯のポタージュ付でした。
その日は、スタッフの方は一人だけで、撮影してもいいか聞くと「いいですよー」と印象もいい感じでした。
CAFÉ DE BESSO(カフェ デベッソ)へのアクセス。
CAFÉ DE BESSOへは、水口から草津伊賀線を走って、割とすぐ左折して住宅地の奥に入って行くとたどり着く感じでした。それほど遠くない。
営業時間は下記の通りですが、スタッフの会議などがあって少し早仕舞いの場合もあるので、行く前に電話で確認するといいようです。
所在地: 〒520-3321 滋賀県甲賀市甲南町葛木872
営業時間:月〜金、10時00分~18時00分
・CAFÉ DE BESSO webサイト
http://cafedebesso.com/
・やまなみ工房 webサイト
http://a-yamanami.jp/
CAFÉ DE BESSO(カフェ デベッソ)の写真も撮らせてもらいました。
カメラは以下の通り。
FUJIFILM XT30 + 7Artisans 35mmf1.2
FUJIFILM X100F
レンズが35mmf1.2でテーブルフォトの近接だったので、f1.2の開放だと少々ボケすぎでしたが、独特の溶けるような画になっています。引きの写真は全てX100F・換算35mmF2です。
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