【FUJIFILM 新発売】XT30Ⅲが進化して登場、コスパ重視999ドル 、11月末。

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2025年10月23日、FUJIFILMのYoutubeで、新しいX-T30Ⅲが発表されました。
X-T30Ⅲは、エントリー向けのセンターファインダー型のリラーレス機。
多くのユーザーに愛用されていると思われるベーシック機種がアップデート。
上位機種の華やかな発表の影で、実は密かに多くのユーザーの希望を叶える今回の発表について見ていこうと思います。

FUJIFILM Yotubeチャンネルでの発表のスクショ。

まずは、製品発表の動画をスクショで見渡してみましょう。


X-T30Ⅲ発表。


重量は378g。


X-TRANS CMOS4、X-Processoor5搭載。


従来機の2倍の処理速度。


計20種類のフィルムシミュレーションを搭載。


最適な撮影設定をせんたくしてくれるAutoモード。


電子ブレモード(動画)


最新の被写体検出機能。


6.2K 30P 4:2:2 10bit撮影に対応、デジタルイメージスタビライズ、サブジェクトトラッキング、9:16ショートムービーモード、ポートレートエンハンサー。


ファインダーと一体化した、ビルトインフラッシュ搭載。


フィルムシミュレーションダイヤル。


10ポジションのフィルムシミュレーションダイヤル。


自分だけのルックを作り…


簡単に自分だけの設定を登録。


フィルムシミュレーションダイヤルFS1-FS3にレシピを登録可能。


ダイヤルを切り替えれば、好きなタイミングで好きな設定を…


販売開始は、2025年11月末。
価格は、本体:999USドル。レンズキット(XC13-33):1149USドル。

XT30Ⅲの機能・仕様の概要

・販売開始は、2025年11月末。
・価格は、本体:999USドル。レンズキット(XC13-33):1149USドル。
・APS-Cサイズ、X-Trans CMOS4センサー 原色フィルター採用
・約2610万画素
・センサークリーニング:圧電素子による超音波方式
・本体重量378g(inc.card、battely)
・画像処理エンジン:X-Processor 5
・20種類のフィルムシミュレーション
・手ブレ補正:電子防振(動画のみ)、ブレ防止モードブースト(動画のみ)
・メカニカルシャッター:Pモード時30秒〜1/4000秒
・電子シャッター:Pモード時30秒〜1/32000秒
・インテリジェントハイブリッドAF (TTLコントラストAF / 位相差AF)
・顔検出/瞳AF:被写体検出機能(動物/鳥/クルマ/バイク&自転車/飛行機/電車)
・内蔵フラッシュ:手動ポップアップ式 TTL調光フラッシュ(スーパーiフラッシュ)、ガイドナンバーGN約7(ISO200・m)/GN約5(ISO100・m)
・EVF:0.39型有機ELファインダー、約236万ドット、視野率約100%、アイポイント約17.5mm (接眼レンズ最後尾から)、ファインダー倍率0.62倍 (35mm判換算50mmレンズ、 無限遠、 視度 -1.0m-1のとき)、対角視野約31° (水平視野:約26°)、アイセンサー付き。
・液晶モニター:3.0型チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター、アスペクト比3:2、ドット数約162万ドット
・動画:MOV:HEVC/H.265, リニアPCM ステレオ (24bit/48KHzサンプリング)、MPEG-4 AVC/H.264、リニアPCM ステレオ (24bit/48KHzサンプリング)
・天面にはフィルムシミュレーションダイヤルを採用し、10ポジションを直感操作。
FS1-FS3のポジションには、個別に設定した自分だけの「FSレシピ」を保存できます。
・Auotモード:AUTO、人物、美肌、風景、スポーツ、夜景、夜景(三脚)、花火、夕焼け、スノー、ビーチ、水中、パーティ、花、文字の撮影
・6.2K 30P 4:2:2 10bit撮影に対応
・デジタルイメージスタビライズ
・サブジェクトトラッキング
・9:16ショートムービーモード
・ポートレートエンハンサー
・HDR合成:AUTO、200%、400%、800%、800% +
・多重露出:(最大9枚)、加算、加算平均、比較(明)、比較(暗)
・静止画:DCF、JPEG、HEIF(4:2:2 10bit)、RAW、TIFF

詳しくはメーカー詳細ぺージ
https://www.fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-t30-iii/specifications-4/

個人的に思うXT30Ⅲ 主な進化ポイントなど。

私自身はXT30にユーザーなのですが、XT50が出てしまったのでもうXT30は更新されないと思っていたらなんとXT30Ⅲが出ました。そこで、私の良かった点を書いていきます。

エントリー価格。

価格が抑えられたこと。最近のデジカメは初買いされると25万円以上..というのが定番化していますが、このXT30Ⅲに関しては、なんとか15万円前後。
私などの収入・趣味の層にとっては、新品を買う機会が与えられました。昨今の高価格化の流れで行く、もう、数年後に中古商品を10万円程度で買うしか無かった。
今回の値付けなら、1、2年後には12万円台で新品が買えるかもしれません。

踏襲されたデザイン。

デザインが踏襲された。最近のFUJIFILMのデザインは、軍艦部の両端をすぼめたり、ダイヤルを埋め込んだりしてスパッとエッジがたったデザインを避けている傾向でしたが、今回のXT30Ⅲは前のデザインのようにすっきりとしたストレートラインです。
私は、このシンプルな直線で構成されている方が好みです。
永遠のクラシカルなカメラデザインということで、ベーシックが一番、ということです。

コンパクトなサイズ。

また、大きさに関しても、サイズが変わらず小さなカメラに仕上がっています。
あの小さなサイズで、往年のクラシカルデザイン、そこにマニュアルの小さなレンズをつけた姿は一定のイメージで完成されています。
私は、この雰囲気で出来上がっているカメラがとても好きなのです。

解像度が据え置き。

これは、センサーが従来品ということかもしれませんが、2600万画素といいうのはちょうどいいサイズです。
FUJIFILMにはこの上に4000万画素のクラスがありますが、そこに行かなかったのがとても嬉しい。
画素が大きいと、本当にデータ管理に困るのです。私のような趣味〜作品というジャンルの場合、それほど解像度もいらないし、クロップもしない。
それより、溜まっていくデータを間引くことなくそのままHDDに溜め込んでいく作業フローが助かるのです。

HDR合成の搭載。

これ、いつからあるのか知らないんですが、FUJIFILMのカメラにやっとHDR合成機能が入った。
私は、作品撮りにこのHDR合成の機能を使うので、これまでCanonの古いコンデジを使っていました。
FUJIFILMユーザーとしてはHDR作品もFUJIFILM機で撮りたかったのです。
この部分がすっきりして嬉しい。

XT30Ⅲは、どんな人に向くか?どういう機種なのか?

エントリーユーザー

このXT30Ⅲが向いているのは、まづはエントリーユーザー、最近のデジカメ高騰で明らかに今までのエントリーユーザーが買えない値段になっていた。
それでも50万円するようなカメラを、若い子達が飼っているのを見るのですが、それはもうマニアの領域。
多くのちょっとカメラを始めてみたい…という人たちの購入を遠ざけていた。
それは、今のFUJIFILMユーザにとっても良くないこと。少しでもFUJIFIKLMのカメラがたくさん売れてくれることで、現役ユーザーにもメリットはあるはずです。

写真歴は長いけど、エントリーモデルで撮り続けてる層

あとは、私のような写真歴は長いけど、エントリーモデルで撮り続けてる層。
私の写真には、もう今のカメラはオーバースペックなので、XT30Ⅲくらいの仕様がとてもぴったりきます。
むしろ余計な機能や高画素化は必要ないのです、それによって価格が上がるのは困るし。
そこを死守してくれたことはとても助かりました。

一線ユーザーのサブ機、ホビー機

さらに、一線ユーザーのサブ機、ホビー機として。
デジカメの中上位機種を買っている層にも、このXT30Ⅲは別の用途として最適かもしれません。
作品や仕事以外で街をスナップする…という時などこのXT30Ⅲは小さくて可愛くて最高です。
AF性能もアップされたようですが、XT30Ⅲに小さなマニュアルレンズをつけてスナップに出ると、そのスピード感や撮影体験はスナップを本当に楽しめる…そんな感じです。

まとめ

ここに、このXT30Ⅲの魅力があると思います。
XT30Ⅲは、大きくて重いけど最先端の技術を搭載したデジカメとは違った、普段着スナップにちょうどいい、でも機能や性能は最低限クリアしている、そんな日常カメラの条件を満たしているのだと思います。

そんなT30Ⅲは、
2025年11月末 販売開始予定。
本体価格は、999USドル(152,275円)、レンズキット(XC13-33):1149USドル(17万6,851円)。



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