
近頃、よく耳にするようになった「アート」。歌手やアイドルを指して使われる「アーティスト」という言葉は、ずいぶん前から定着していますが、それ以外にも「アー トの展示会」や「ビジネスに効くアート思考」など、ついに本来の意味での「アート」が身近に迫ってきたようです。
しかし、実のところ「アート」とは、どのようなも のを指しているのでしょうか。世の中には、近所の絵描きのおじさんが描く絵画から、美術館で展示される有名な絵画まであります。さらに、美術品オークションでは、 一枚が数億円で落札される絵画もありますし、「アートフェア」では「現代アート」と呼ばれる作品が多数出品され、高額で売買されているようです。
実はそれらは「現代アート」を指していることが多く、今回は、そんな「現代アート」について、私が気がついた偏った知識で広く浅く概要から楽しみ方までを解説していきます。
Contents
WHAT IS ART?/アートって何?
アートの概略、アートの種類
今の時代、アートといえば主に現代アートや西洋美術のことを指すことが多く、そ こから日本のアートや美術以外の芸能・工芸など様々な分野に広がっている言葉。 その中で、今回は西洋美術・現代アートの分野で過去から現代の作品を想定し てお話していきます。 どんなものをアートと呼ぶか?というと、世界的なギャラリーが扱うアーティスト の作品から、百貨店で販売されるようなインテイリアとしてのシルクスクリーン、 街の芸術家が図書館で展示するようなものまで様々あります。
そんなアートの種類は…
■ 現代アート 美術館や国際展で扱われるような同時代的な文脈や批評性を意識したアートのこと。 ■ 伝統美術(Traditional Art) 日本画・書・陶芸など、歴史的な技法やジャンルを継承したもの。
■ クラシカルなアート(Classical / Academic Art) 西洋絵画の写実、彫刻など、美術教育の正統派ジャンル。
■ 商業アート / イラストレーション(Commercial Art / Illustration) 広告・出版・キャラクター・デザインなど。
■ アマチュアアート / ホビィアート(Amateur / Hobbyist Art) 個人の趣味的創作。
■ アウトサイダーアート(Outsider Art) 美術教育や現代アートの文脈に属さない独自の創作。アールブリュット。
■ 純粋美術(Fine Art) 現代アートと対置する意味で「従来型の美術」をこう呼ぶこともあります。
アートは何のためにあるのか?
ではそもそも、アートは何のためにあるのでしょうか?西洋美術史を遡ってみると。 ギリシャ(紀元前)では神と理想のため。ローマでは皇帝の権威を示すため。中世 (キリスト教世界)では神と宗教のために読み書きできない人に聖書の内容を知らせ た。ルネサンス(1400年代〜)では教会、王侯貴族、富裕商人(メディチ家な ど)、つまり権力者と文化を愛する上流層のため。バロック〜ロココ(1600〜1700 年代)では、バロックは王権・宗教権威のプロパガンダ、ロココは貴族の娯楽・優雅 さ、美術は「豪華さを見せる装置」教会のための美術で現実的な人物表現。 近代 (1800年代)は、市民社会のため、市民・美術市場・サロン(展覧会)が登場、画 家は 売れる作品を描くようになり自分のテーマを持つようになります。印象派はこ こから生れました。近代後期〜モダンアート(1900年代前半)は、芸術家自身のた め。芸術は「美しくなくてもよい」「何を表現するか」が重要になります。現代アー ト(戦後〜現在)は、社会・問い・観客との関係のため。現代アートでは、社会問 題、政治、ジェンダー、環境、メディア批評、観客参加型などテーマとなり、「考え させること」が目的で美しさは必須ではなくなりました。このように、代々アートに はお客さんがいたのです。
アートを理解する方法
よく、「アートの見方は個人の自由なので、見て感じればそれでいい」と言われます が、それではなかなかアートを楽しむところまでいけないことが多く、それがアート が一般的に広まらない理由だと感じます。 実は、アートには確実に込められた意味や構造があって、それを知ると作品の意味が わかりちゃんと楽しむことができるのです。 そのためには、アートの歴史を勉強することが必要で、最初は絵画に描かれたリンゴ の意味を知る…程度のことから始められます。それは、見ていくうちに知識が深ま り、他の絵を見たときに応用・予想ができるようになり、アート・絵画鑑賞が面白く なっていくのです。これが、アート・美術への入り口となります。
アート作品の見方(構成要素)
アートや美術作品には、いくつかの決まった構成要素があります。これらは長い時間の 中で共通の約束事として使われてきたものが多く、作品の中で見つけることができれ ば、「これは何を表しているのか?」が分かり、作品全体の意味も理解しやすくなりま す。 西洋絵画で、目に見えるものの奥にある意味(寓意など)を読み取るために大切な要 素は、主に次の4つです。
■ アトリビュート(持物) 描かれた人物が「誰なのか」を見分けるための持ち物や小道具のことです。 例:鍵を持っていれば「聖ペテロ」、秤(はかり)を持っていれば「正義の女神」と 分かります。
■ シンボル(象徴)
動植物や物に、特定の考えや意味を重ねた表現です。 例:白百合は「純潔」、犬は「忠誠」、ドクロは「死や人生のはかなさ(ヴァニタ ス)」を表します。
■ アレゴリー(寓意) 愛や時間、美徳といった目に見えない概念を、人の姿や象徴的な場面に置きかえて物 語のように表したものです。 例:目隠しをした女性像で「運命」や「公平な正義」を示すなど、画面全体で一つの 意味を伝えます。
■ イコノグラフィー(図像学) これらのアトリビュートやシンボルが、どんな背景で使われ、何を意味するのかを整 理し、作品の裏にある物語や考えを読み解くための学問的な枠組みです。 これらを理解すると、絵画は単なる「美しい風景や人物」ではなく、当時の歴史や思 想が詰まった「読むべきテキスト」として楽しむことができます。
文脈・コンテキスト
アートにおけるコンテキストとは、作品がどのような背景や流れの中で生まれたのか を示す文脈のことです。現代アートでは、その作品が美術の歴史の中でどこに位置す るのかが重視されます。 そこには、作家の考えやテーマだけでなく、具体的には作品の見た目の特徴、作風 (印象派のような表現の流れ)、技法(点描などの描き方)、使用する素材などが含 まれます。 これらは過去の美術表現とどこかでつながっており、その関係を知ることで作品の意 味や面白さがより深く理解できます。
CONTEMPORARY ART/現代アートとは?
現代アートとは?
一般に20世紀後半以降から現在まで続く美術の総称です。単に「新しい時代の作品」 という意味だけでなく、芸術の役割や考え方そのものを問い直す表現。 特に象徴的なのが、マルセル・デュシャンです。彼は既製品をそのまま作品として提 示し、「芸術とは何か」という根本的な問いを投げかけました。 これ以降、美術は、技術や美しさだけではなく発想やコンセプトそのものが重要視さ れるようになりました。
現代アートを取り巻くもの
■ 現代アート市場 現代アート市場は、作品の売買や評価が行われる経済的・文化的な仕組み全体を指し ます。ギャラリー、アートフェア、オークション、オンライン販売などが含まれ、作 品の価値は芸術性だけでなく、作家の評価、希少性、話題性、社会性などによって形 成されます。近年は国際化が進み、投資対象としての側面も強まっています。
■ 作家(アーティスト) 現代アートの作品を制作する主体です。個人の表現や社会的テーマ、思想、実験的手 法などを通じて作品を発表します。活動は作品制作だけでなく、展覧会参加、レジデ ンス、教育活動など多岐にわたります。評価は批評、展示歴、コレクション収蔵歴、 市場での価格などによって形成されます。
■ ギャラリー 作家とコレクター、市場をつなぐ仲介役です。展覧会の企画・運営、作品販売、作家 のキャリア支援、広報活動などを担います。新人作家を発掘・育成する役割と、既に 評価の高い作家を市場に紹介する役割の両方を持ちます。アートフェアに出展して国 際的に作品を紹介することも重要な業務です。
■ コレクター 作品を購入・所有する個人や企業、財団、美術館などを指します。純粋な芸術的関心 から収集する場合もあれば、文化支援や資産運用として収集する場合もあります。コ レクターの評価や収集方針は、作家の市場価値や知名度に大きな影響を与えます。 ■ オークション 公開競売によって作品を売買する仕組みです。市場価格の指標になりやすく、特に二 次市場(既に販売された作品の再販売)で重要な役割を果たします。代表的なオーク ションハウスには、サザビーズ や クリスティーズ などがあり、高額落札は作家の評 価を大きく押し上げることがあります。
国際的なトップギャラリーとアート作品の価格
現代アートでは、作品の価格は制作費だけで決まるわけではありません。作家の評 価、展覧会の実績、美術館への収蔵、コレクターからの人気など、さまざまな要素が重 なって価格が形づくられていきます。その中でも、国際的に影響力のあるギャラリーの 存在は、とても大きな役割を持っています。 代表的な世界的ギャラリーには、ガゴシアン・ギャラリー、ハウザー&ワース、デイヴ ィッド・ツヴィルナー、ペース・ギャラリー などがあります。これらのギャラリーは 世界各地で展覧会を開き、美術館やコレクターと連携しながら作家を紹介しています。 こうしたギャラリーが作家を継続的に支え、作品を発表することで、作家への信頼や評 価が少しずつ高まり、作品価格の基準も作られていきます。そのため現代アートで は、「どのギャラリーが扱っているか」も、作品の価値を考えるひとつの目安になって います。
ENJOYING ART/アートを楽しむ
アートの楽み方
現代アートは、一見難しく感じられることもありますが、直感的に「好き」「気になる」 と感じることから十分に楽しめる世界です。展覧会を巡ったり作品について調べたりしな がら、趣味としてゆっくり理解を深めていける点も、大きな魅力となっています。
アートを楽しむ訓練「対話型鑑賞」
アートを楽しむ訓練としては、「対話型鑑賞」はとても適した方法です。対話型鑑賞 は、作品を見ながら参加者同士で意見や感じたことを話し合うワークショップ。 対話を通して作品理解を深めていく鑑賞方法です。正解を探すのではなく、「何が見 えるか」「なぜそう感じたのか」といった問いを重ねながら、多様な見方を受け入れ ていく点が特徴です。教育現場などでは、Visual Thinking Strategies の手法として広く 知られています。 この鑑賞方法の面白さは、他の人の視点を通して、自分だけでは気づかなかった要素 や意味に出会えることにあります。同じ作品でも人によって解釈が異なることを知る ことで、アートが単なる「理解する対象」ではなく、「考えや感覚を広げる体験」で あることを実感できます。 また、知識の量に関係なく参加できるため、アートを身近に楽しむ入り口としても大 きな魅力を持っています。
▶「対話型鑑賞」https://cloud.daa.jp/isshinshin/archives/754
アートに参加する
アートへの参加は、作品を購入する他に、気に入った作家のポストカードや図録、オ リジナルグッズを購入することも、作家の活動を支える大切な参加の形です。また、 展覧会に足を運ぶ、イベントやトークに参加する、SNSなどで作品を紹介・応援す る。こうした関わりは、作家やギャラリー、美術館を支え、文化を育てることにつな がります。 作品を購入することには、作家の活動を直接支えるという意味があります。また、作 品をきっかけにコレクターや関係者との交流が生まれることもあります。例えば俳優 の レオナルド・ディカプリオ はアートコレクターとしても知られ、収集を通して文 化支援や国際的な交流を広げています。 アートへの参加は特別な知識がなくても始められます。展示を訪れたり、気に入った 作品を手にしたりすることから、楽しみは少しずつ広がっていきます。
アートを買おう!
ここまでアートのことを知ると、「自分でも作品を手にしてみたい」と感じる方も多 いのではないでしょうか。アートは特別な人だけのものではなく、誰でも身近に購入 することができます。 では、一般の人がアートを購入するには、どのような方法があるのでしょうか。 ここからは、実際にアートを買うときに知っておきたいポイントや方法を、順番に紹 介していきます。
アートを買うときに知っておきたいポイント
■ 個人でも買える価格帯 アート作品は高額なイメージがありますが、実際には数万円程度から購入できる作品 も多くあります。特に若手作家の作品や版画、写真、小作品などは比較的手に取りや すい価格帯で販売されています。最初は無理のない予算を決めて、「自分が好きかど うか」を基準に選ぶことが大切です。
■ 購入できる場所
・ギャラリー もっとも一般的な購入場所です。作家の個展やグループ展で作品を直接見ることがで き、作品の背景や制作意図をスタッフから聞けることもあります。 ・百貨店・アートイベント 百貨店の美術画廊や催事では、比較的購入しやすい作品がまとまって紹介されること があります。アートフェアなどのイベントでは、多くのギャラリーが集まり、幅広い 作品を一度に見ることができます。
・オンラインショップ・アートサイト 近年はインターネットで作品を購入する方法も増えています。遠方の作家や海外作品 にも出会いやすく、価格帯も幅広いのが特徴です。
■ ギャラリーとの接し方 ギャラリーは「買わなければ入りにくい場所」と思われがちですが、基本的には作品 を見るだけでも問題ありません。気になる作品があれば、価格や制作背景、サイズ、 飾り方などを気軽に質問して大丈夫です。継続して展覧会を見に行くことで、自然と 信頼関係が生まれることもあります。
■ 購入前に考えておきたいこと
・飾る場所やサイズ
・保管方法や額装の必要性
・長く一緒に過ごしたいと思える作品かどうか 作品は投資や資産として語られることもありますが、個人購入では「自分が気に入っ ているか」が最も重要なポイントです。アートを購入する体験は、作品を所有するだ けでなく、作家や文化を支える参加でもあります。少しずつ作品に触れながら、自分 らしい楽しみ方を見つけていくことが、アート購入の大きな魅力です。
アートを買う目的を決める
空間を彩るインテリアとして作品を購入する方法です。暮らしの中に個性や心地よさ を取り入れることができます。日常的に作品を眺められることが大きな魅力です。
■ 芸術的コレクションとして楽しむ 好きな作家やテーマ、ジャンルを軸に作品を集めていく楽しみ方です。作家の成長を 長く見守ったり、自分なりのコレクションの方向性を作ったりします。
■ 投資として考える 将来的な価値上昇を期待して作品を購入する考え方です。評価が高まった作家の作品は 価格が上がる場合もあります。ただし、アート市場は変動も多いので注意が必要です。
ART BASICS/アートの知識いろいろ
アートの知識いろいろ
■ 抽象表現主義:第二次世界大戦後のアメリカで発展した美術運動。具体的な対象を描 かず、色や筆致、身体的な動きを通して感情や精神性を表現し、現代アートの流れに大 きな影響を与えた。
■ コンテキスト:作品が置かれる社会背景、歴史、展示場所、作家の意図などを含む文 脈を指す。現代アートでは、作品そのものだけでなく、どのような状況で提示されるか が意味を大きく左右する。
■ コンセプチュアルアート:作品の見た目よりも「考え方」や「概念」を重視する表現。 物質的な作品が最小限の場合もあり、アイデアそのものが作品として成立する点が特徴。 ■ モダニズム:19世紀後半から20世紀にかけて発展した芸術思想。装飾や伝統から離 れ、素材や表現の本質を追求する姿勢が特徴で、現代アートの基盤となった。
■ アール・ブリュット:専門教育を受けていない人々による表現を評価した概念。社会 的な枠組みにとらわれない自由で純粋な創作として注目されている。
■ ポップアート:広告や商品、漫画など大衆文化を取り入れた美術運動。日常的なイメ ージを作品化することで、美術と消費社会の関係を問い直した。
■ レディメイド:既製品をほとんど加工せず作品として提示する手法。物を選ぶ行為そ のものが創作となり、美術の定義を大きく変えた。
■ インスタレーション:空間全体を使って体験を生み出す表現。観客が作品の中に入 り、環境や配置を含めて鑑賞する点が特徴。
■ パフォーマンスアート:身体や行為そのものを作品として提示する表現形式。時間性 や観客との関係性を重視し、記録や記憶が重要な役割を持つ。
■ サイトスペシフィック:特定の場所の歴史や環境に合わせて制作される作品。展示場 所そのものが作品の意味や構造に深く関わる。
■ キュレーター:展覧会を企画し、作家や作品を選定する専門職。展示のテーマや構成 を通して、作品の見せ方や解釈を形作る重要な役割を担う。 ■ギャラリー:「ブルーチップ」は投資価値が高い作家を扱うギャラリー、「メガギャ ラリー」は世界に複数拠点を持つ巨大ギャラリー
■ プライマリーとセカンダリー:プライマリーはギャラリーなどで最初に作品が販売さ れる市場。セカンダリーはオークションなど再販売の市場で、作品価値の指標になる。 ■ バナナの作品:壁にバナナをテープで貼った作品は、日常物でも展示方法と文脈によ って価値が生まれることを示した。作者は マウリツィオ・カテラン で、現代アートの 概念性を象徴する作品として話題となった。
■ キャンベルスープ缶:大量生産商品をそのまま題材にした作品。消費社会と芸術の関 係を問い、美術と日常の境界を曖昧にした。作者は アンディ・ウォーホル。
■ オノヨーコ:参加型作品やパフォーマンスで知られ、観客の行為や想像力を作品に取 り込む表現を展開し、現代アートに大きな影響を与えた。
■ デュシャンと便器:マルセル・デュシャン が既製の便器を作品として提示し、芸術 とは何かという問いを投げかけ、美術史を大きく変えた象徴的作品。
■ 赤瀬川原平:日常の無用物を「トマソン」として観察し、社会や価値観をユーモラス に問い直す表現で知られる。
■ 杉本博司:時間や記憶をテーマにした写真作品で国際的に評価され、静謐で哲学的 な表現を展開している。
■ 草間彌生:水玉や反復模様を用いた作品で知られ、インスタレーションや彫刻など多 彩な表現で世界的に人気を持つ。
■ 村上隆:アニメ文化と美術を融合した「スーパーフラット」理論を提唱し、アートと 商業の境界を横断する活動を行う。
■ 奈良美智:子どもをモチーフにした作品で知られ、可愛らしさと内面性を併せ持つ表 現で国際的に支持されている。
■ デミアン・ハースト:動物標本や医療モチーフを用い、生と死をテーマにした作品で 現代アート市場を象徴する存在。
■ ジェフ・クーンズ:風船玩具を思わせる巨大彫刻などで知られ、消費文化や欲望をテ ーマにした作品を制作する。
■ シンディ・シャーマン:自身を被写体に多様な人物像を演じ、社会における女性像や アイデンティティを探る作品で評価されている。
■ ゲルハルト・リヒター:写真のような絵画から抽象作品まで幅広く制作し、現代絵画 の可能性を広げた巨匠。
■ ナムジュン・パイク:テレビや電子機器を用いた作品で知られ、ビデオアートという 新しい表現分野を切り開いた。
■ ヴォルフガング・ティルマンス :日常風景や抽象写真を通じて社会や個人の関係を 探り、写真表現の幅を広げた。
■ アイ・ウェイウェイ:社会問題や政治をテーマに作品制作を行い、芸術を通して言論 や自由を問い続けている。
■ 李禹煥(リー・ウーファン):石や鉄など素材の関係性を重視する「もの派」の中心 作家として、東洋思想を背景にした表現を展開した。
■バンクシー:社会風刺的なストリートアートで知られ、匿名性と政治性を併せ持つ 現代アートの象徴的存在。
AFTERWORD/あとがき
ましょう。そこで気になった作家を一人フォローしたり、行ってみたい展覧会をメモ したりするだけでも、アートとの距離はぐっと近づきます。
さらに、ポストカードや 小さな作品を手に取ってみると、作品が日常の中にある楽しさも感じられるはずで す。
こうした小さな行動が、アートをより身近で豊かなものにしてくれます。
特別な 知識や準備はいりません。さあ、そんな小さな一歩から、アートの世界へ飛び込んで みませんか。











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