【中華レンズ】7Artisans 35mmf1.2購入。その写りを試してみた。
FUJIFILMにマウント変更して半年以上が経ちました。
とりあえずということで、レンズはXF16-80mmf4、XF56mmf1.2とX100F(23mmf2)でスタートしていましたが、これ、結構上手くいっていて撮り漏れのない焦点距離をカバーできていいるようです。
しかし、落ち着くと物欲がふつふつと盛り上がってくるもので、足りていないベーシックな”あれ”が気になり始めました。
Contents
そろそろ換算50mmの標準レンズが欲しくなる。
そう、標準レンズと言われる換算50mmです。
XF35mmf1.4が気になり始めたのです。ただ、いろいろ散財している中なのでそう簡単にはポチれない。
そこで、言い訳紛れの選択として中華レンズはどうか?という一手です。
最近どっさり発売されている中華レンズ。Amazonを徘徊していてもカメラ関連のページには必ず何かしらの製品がレコメンドされます。
これまでは、国産メーカーのAFレンズしか興味がなく、どんなものか?も知る気にもなっていませんでしたが、これをきっかけに興味が湧いてきました。
そこで、Youtubeを漁り(特にジェットダイスケさん)いろいろな中華レンズのレビューを見て回りました。
するとこれが、なかなかいいのでは?ということがわかってきました。
中華レンズの印象は、
・多くがMF・マニュアルフォーカス。
・金属鏡筒でわりとしっかりしたつくり。
・開放F値はf1前後の明るいレンズがいくつもある。
・画質は、開放ではオールドレンズぽいボケと滲み。
・絞れば、現代のレンズぽくシャープにもなる。
・価格が安い。
と、こんな感じで、悪く無いのです。
特に、散財中の今は価格が安いのはたいへん魅力。
AFのXF35mmf1.4はいつかは欲しいけど、中華レンズで一時しのいでもいいのではと思うようになりました。
選んだのはF1.2の中華レンズ、7Artisans 35mmf1.2
そこで、選んだのが7Artisans 35mmf1.2。
Amazonで、たまたま中古で安いものが出ていたのを購入することに。
届いた商品は、とてもコンパクトだけど金属鏡筒でずっしり・しっかりとした作り。
各種リングもぬるぬると快調です。
サイズの方も、小柄なFUJIFILM X-T30にフィットしてちょうどいい大きさです。
カメラに着けると、コンパクトカメラのようにバランスよく出来上がります。
一つ難点は、マウントが若干きつかったことです。
レンズを装着するときに純正よりもかなりしっかり力を入れないとハマらない感じです。
マウントは大事なので、ちょっときになるところです。
7Artisans 35mmf1.2の写り
こんな7Artisans 35mmf1.2ですが、写りの方もなかなかよくて
・絞り開放でもピント面がしっかりわかる。
・柔らかいが、オールドみたいな滲みはない。
・開放時のボケはとろとろで、ざわつきは少ない?
・ピント合わせもピークがよくわかる。
・色目はクセがなく中庸。
・逆光では派手なゴースト・フレアもなく、そこそこの楽しめる程度の出現。
・逆光で、画面を横切る半月弧のゴースト。絞るかフードで消える。
・歪曲は軽い膨張型に歪む。
と、特にひどい性質もなさそうです。
特に、マニュアルレンズをつけると、AFの待ち時間がないのでパシャパシャと小気味よく撮れるのがとても楽しいです。
それでは、買ってすぐ身の回りを撮ってみた作例を載せておきます。
すべて開放f1.2
まずはアウトフォーカスから。
ピントくっきり、前後はボケボケ。
わりとピントくっきりですが、画像の縮小でボケてしまいました。
拡大。
ピント前後の状況はこんなふうに美しい。
アウトフォーカス部分がどろっとして美しい。
逆光、アウトフォーカス+ゴースト
ぼやぼやの時も。なんでこんなにぼやぼや?
これは絞ったかな。普通に撮るとこんな感じ。
ピントはわりと切れている印象。
画像縮小のせいですが、実際はもう少しくっきりしています。
この記事を書いた人

-
写真・カメラ愛好家。グラフィック・WEBデザイナー。2004年から写真を始め、スナップ、ポートレイトなど精力的に活動。同時期に自作のホームページを立ち上げネットでの発信も開始、全国のカメラ・写真好きと交流する。
雑誌掲載多数。PHaT PHOTO CONTEST 100Point達成。誌上個展開催。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。