彗星、最近話題になってますね!
全然知らなかったのですが…
10月に入って、急に彗星の話題を目にするようになりました。
その彗星とは、「紫金山・アトラス彗星」。
このアトラス彗星が10月13日に地球に最接近、日本で肉眼でも観測できたらしい。
この彗星、あと少しの間見られるとのことで、水口からも見えるのか?
夕方、近所へ、星空を見に行ってみました。
アトラス彗星の情報
紫金山・アトラス彗星はオールトの雲より飛来した長周期彗星。
2023年1月9日に中国の紫金山天文台、また2月22日に南アフリカ共和国の小惑星地球衝突最終警報システムによって発見された。
紫金山・ATLAS彗星あるいは中国語発音に沿ったツーチンシャン・アトラス彗星とも表記される。
日没後の西の空へカメラのレンズを向けスローシャッターを切ると、長い尾が確認できるらしい。
これは、双眼鏡で直接見ることもでき、暗い場所では肉眼でも見ることができる。
国立天文台によると、16日頃から高度が上がって観察しやすくなるらしい。
10月前半が最も明るく見える時期で、明るさは3等以上。
20日頃にかけて、空の明るさとのバランスがちょうど良く、観測に適した時期になる。
観測の方向と時間帯
10月初週までは明け方の東の空でみることができたが、
10月中旬の今の時期は、日没後の西の空に出現するようになっている。
日没後の18時前〜19時くらいからが観測のチャンス。
方角は西の空。今の時期良く光っている金星と同じ高さの右の方にアトラス彗星がいるはず。
甲賀市(水口)でもみえるのか?撮影チャレンジ、場所と方角。
私の住んでいる水口町でも見えるのか?ということで、
ちょうど天気のいい10月14日の夕方、近所の田んぼへ出かけてみました。
場所は、ローソン水口西名坂店の前のあたり。
ちょうど日が暮れる直前に現場に。
目視で西の空を見るも、彗星らしきものは全く見えませんでした。
真西の方角を調べてみましたが、金星らしき星はちょっと左の方にありました。
仕方がないので、あてずっぽで西の空を撮ることに。
カメラを無限遠にセットして、最大の広角で西の方向へ向けて数カット撮影。
その時、金星の方角とはちょっとずれていたので、金星方向に向けても数カット。
撮影を終えて撤収しました。
この時の撮影データは…
・20240年10月14日 18:13
・ISO:1600
・F:4
・SS:1.2秒くらい(0.8333)
・露出補正:-2
・焦点距離:16mm(換算24mm)
・FUJIFILM XT30
・XF1680mmf4
・三脚固定
・セルフタイマー
アトラス彗星の撮影結果
肉眼では全く見えていなかったアトラス彗星ですが、
帰って画像を確認してみると、数枚にうっすら小さく写っていました。
方角も、真西ではなくて、やはり金星の方向のちょっと右。
地平線近くの低い位置でした。
この時間でこの位置ということは、すぐに西の空に沈んでしまいます。
夕方の明るい空の時に高い位置にあり、日が暮れて地平に沈む直前に見ることができるようです。
この位置は、今後少しずつ上がっていくらしい(うろおぼえ)。
撮影画像では、うっすら写っていましたので、いろいろレタッチして見やすくしてみました。
以下に写真を載せておきます。
以上、水口からアトラス彗星は見えるのか!?
でした。
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