XT30にマニュアルの7Artisans 35mmf1.2をつけたら、全く新しい撮影体験になった。
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7Artisans 35mmf1.2を買いました。
買いました、7Artisans 35mmf1.2。
XF56mmf1.2に続いて2つ目のf1.2です。
私がカメラを始めた頃は、f1.2のレンズといえば、各メーカーに1つか2つくらいしかなくて、めちゃくちゃ高い!レンズで手も出ませんでした。
でも最近は、カメラメーカーのものでも意外に普通の価格のものも出ているし、中華メーカーがMFながら0.95なんていう超明るいレンズを出していたりして、合わせてf1.2も迷うほどいろいろ出ている状態。
そんなことで、私も様々あるf1.2レンズの中から7Artisans 35mmf1.2を手に入れたわけです。
f1.2なのにコンパクトでかわいいレンズ。
7Artisans 35mmf1.2は、小さくてずっしりしたかわいいレンズです。
開放F値f1.2なんて言うと、普通は大口径で巨大なレンズを想像してしまいますが、
MFということが大きいのかもしれませんが、7Artisans 35mmf1.2はとてもコンパクト。
デザインは、ちょっと先細りなんですが、先端に少しいかついピントリングがついていて、このリングが実はちょっとかわいい。
目盛りのフォントも普通だけどダサく無い。
XT30との組み合わせはコンパクトカメラのよう。
そんな7Artisana35mmf1.2をXT30に着けると、コンパクトカメラのような一体感です。
もともとちっちゃいXT30に、それに比べても小さい7Artisans 35mmf1.2を装着すると、愛おしいほどの小作りなカメラが出来上がります。
もう、じーっと眺めていられます。
特に正面から見たところが良くて、レンズとカメラの比率がベストに見えて、レンズの前面に刻印された銘が三角形に並んでるのを見るとワクワクしてしまう。
MFレンズってこんなに気持ち良い。
7Artisans 35mmf1.2は、MF(マニュアル・フォーカス)なのですが、これがまたいい。
MFだからシャッターがすぐに切れて、いつも使っているAFとは感覚が全然違う。
AFカメラに慣れていると、カメラを持って、フレーミングして、シャッターボタンを半押しして、合焦してからシャッターを切るというのが、
この、AFを待たずにすぐシャッターボタンが押せるタイムラグの無さがとても新鮮なのです。
MFだってピントを合わせる行為はあるんだけど、マニュアルでピントを合わせるのだと、自分で操作をしているせいかAFを待ってるのとは違って、待たされる感覚がない。
だから、文字通りバシャバシャ撮ることができるので、ちょっと機関銃を乱射するような快感があるんです(笑)
MFレンズはデメリットではないんだ。
そんなことで、改めて感じてみると、カメラを始めてからAFカメラを使っていた間、ずーっと当たり前だと思っていた、カメラを構えて、半押しして、AFがピピッと合焦したりギーコギーコ迷ったりして、シャッターを切る…っていう一連の行程から解放される感じ。
これが何とも気持ちいいのです。
スッキリ、シャキシャキ、快感なのです。
小さなカメラに小さなMFレンズ。手に持ってみても軽く手の中に収まって扱える感じが小気味良い。
撮影が、動作として楽しいとでも言いましょうか…、
これはもう、新しいカメラの撮影体験と言える。
この記事を書いた人

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写真・カメラ愛好家。グラフィック・WEBデザイナー。2004年から写真を始め、スナップ、ポートレイトなど精力的に活動。同時期に自作のホームページを立ち上げネットでの発信も開始、全国のカメラ・写真好きと交流する。
雑誌掲載多数。PHaT PHOTO CONTEST 100Point達成。誌上個展開催。
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