甲賀市美術展覧会2020年・写真部門に出展(後編)

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搬出日、行って見みるともう作品は運び出された後。

 
第15回 甲賀市美術展覧会・写真部門に出展(後編)です。
前回、地元の甲賀市美術展覧会・写真部門に出展したところまでを書いたのですが…
今回は、その結果編です。

▼甲賀市の美術展・写真部門に出展するも、ちょっと失敗(前編)
https://lifephoto.work/archives/1669

出展作品は、結局、スナップと抽象系の2点を出しました。
どちらも、プリントして出来を見て決めるつもりでしたが、返ってきたプリントを見るとどちらもかなりキレイで、さすがお店のプリントです。プリントのおかげで、ぎりぎり作品になったという感じでした。

タイトル付け

出す時に迷ったのが、タイトル。私は、写真のタイトル付けが苦手で、雑誌などで見る写真のタイトルがなんとも恥ずかしい…と思ってしまうのです。でもコンテストにはタイトルは必要、付け方で評価も変わるらしいのでなんとも悩ましい。

そこで、「必要な単語を並べておく形」にすることにしました。さらに、この写真は朝日に見えるから…「夜明け」とか具体的な説明をしないことにもしました。「写真に込めた意味や印象を単語にして」状況を説明をしないということです。

新型肺炎コロナウイルスで展覧会中止

なんと、2019年末からくすぶっていた新型肺炎コロナウイルスが日本でも広がり始め、2月28日、安倍首相の発表で「全国の学校を休校にする」ということが決まりました。その影響で各地のイベントなどが歩調を合わせて中止・延期となり、甲賀市でも様々なイベントが中止に。

この甲賀市の美術展覧会も、翌日(2月29日)から展示開催でしたが、前日に中止が決定となってしまいました。なんというタイミングでしょうか。残念としか言えません。しかし「明日から休校(厳密には週明けから)」なんてよっぽどのことなのでしょう。
そんなことで、例年行われる、出展作品展示、入賞者の表彰式は中止になり、搬出だけが予定通り行われるという味気ないものとなってしまいました。

また、この美術展覧会の様子を、甲賀市のケーブルテレビが撮影したらしく、後日、甲賀市の公式Youtubeチャンネルなどで公開されるのでは?ということです。

▼甲賀市秘書広報課
https://www.youtube.com/user/kokacity

美術展の結果発表、特選・毎日新聞社賞に入賞

そんな、急遽中止になった甲賀市の第15回美術展覧会ですが、初日に会場へ行ってみました。
会場は締め切られ、扉の前に「中止の看板」と、すでに出来上がっていた「入賞入選者名簿」が置かれています。係の人に聞くと「会場の中はもう展示ができていたが、中止で見せられない…」ということだそうです。まあ、仕方ないことです。

入賞入選者名簿の中を確認すると、なんと特選・毎日新聞社賞で入賞していました。全く予想していなかったので驚きです、そして嬉しかったです。
選ばれたのは、京都の地下街をコンデジで撮ったスナップの方。こちらは内容が雑然としているので良くないなあと思っていましたが、お店プリントで意外にカッコよくなっていたので出しました。自宅のプリンターではダメだったと思います。

評価のポイント

写真部門の賞は、トップから甲賀市展賞、甲賀市議会長賞、甲賀市教育委員会教育長賞とあり、同率4位で京都新聞賞、朝日新聞社賞となっているようです。

作品の講評は、「ネガフィルムで撮影したような独特の雰囲気を持った作品です。これだけの要素を持った被写体を作者の感性で一つにまとめ上げた事を高く評価しました。」ということでした。

その他のコメントを見ると…
・構図、画質の良さ、統一された色調、大変目を引いた、人生かに繋がる内容
・画面の整理、見せたい部分のみに焦点、高揚感ある肌の色調
・葉の緑と水滴の透明感、鑑賞していても飽きない、作者の感性の良さ。
・被写体の面白さ、デザイン的に優れた作品。

というところが評価されていました。
こういう部分を気にして作品をセレクトすればいいのかもしれませんね。

思わず、受賞できた今回の美術展でしたが、一番の目的「こんな写真も出してもいい」というのを見てもらう…部分が叶わなかったの残念でした。

第15回 甲賀市美術展覧会・写真部門の関連写真

最後に関連の写真を載せておきます。
撮影データは…
・場所:京都駅前の地下街
・撮影日:2019年
・カメラ:Canon Powershot G1X


写真部門の展示会場の扉は閉鎖されていました。


今回の出展作品1・抽象系の写真。こっちの評価も良かったらしい。


こっちが入選した、スナップ作品。選者の先生によると「ピンクの影も良かった」とのこと。


例年は、最終日にこういう表彰式があるようです。これは、たしか2018年の様子。


これも同じ。受賞者が表彰を待っています。

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