FUJIRumorsで、X-M5が10月にも発売という噂と、実物の”造り”のインプレッションを伝えています。

FUJIRumorsの記事は以下
REPORT: Fujifilm X-M5 Release in October: 26MP, 4K/120p, Cheap Build Quality and Made in Thailand

X-M5の発売は10月、そのほかは…

FUJIRumorsの記事タイトルは以下の通りです。

・富士フイルム X-M5
・10月リリース:
・26MP、4K/120p、
・安価なビルド品質、
・タイ製

リリースに加え、26MPの解像度、4K/120Pが撮影可能。
造りは？安っぽい？
タイで生産している。
とのことで、久しぶりにこのリストが気になりました。
最近は、どの機種も30万円もする高級機志向で、全く買える気がしなかったからです。
しかし、このスペックを見ると少しは私たちにも購入を検討させてくれるのでは？と希望を持ったのです。

X-M5のスペック

記事の中にX-M5のスペックリストもあったので確認しておきましょう。

・26MP X-Trans BSI image sensor
・X-Processor 5 image processor
・3-inch vari-angle touchscreen
・4K60p video (4K120p in crop mode)
・Vlog mode
・425-point hybrid autofocus system
・20 built-in film simulations
・Bluetooth and Wi-Fi
・Expected to be released in October 2024

まず、26MP、これはいい。フジユーザーの半分くらいは40MPは望んでないのでは？と思っていました。
なので、26MPという軽量？センサーは必要十分。価格を抑えるのにもいい。
また、IBIS（本体手ブレ補正）の表記がない、これもいい。
とにかく、この辺りの高級機能は省いてもらっていいのです。

以前なら、廉価版が使われそうな下位機種でしたが、X-Mとなれば上位機種と同じ？ということでしょうか？
この26MPセンサーですが、以前のセンセーと同じか？新設計のセンサーなのかはわかりません。
正直言って、前のままでいいです。その分価格を抑えて欲しい。
（X-M5製造ということで、以前のセンサーを再発注したのかもしれませんね？）

もう一つ気になるところがあって…
3インチバリアングルモニターです。
私はバリアングル派です。チルトでは縦位置が撮れないから…
バリアングルを嫌う人が多いですが、私からするとチルトは全く使えない機構でバリの半分以下の価値だと思っています。

425ポイントのAF。
これは以前から見たような数字な気がします。
おそらくXT5と同じということかな？
機能ダウンでなければOKです。

そして20個のフィルムシミュレーション。
最新型なので、全てのフィルムシミュレーションが使えるようです。
20個目はREALA ACEですかね。
今、私は、XT30を使っているのでかなり前のFSで止まっていて、普段それほどFSを変えることはありませんが、最新が揃うことで気持ちは落ち着きます。
FUJIFILMのユーザーです！って胸を張って言えるのです。。。

と、気になるのはこのくらいです。
余計な、スペックアップがされていなくて、欲しいところだけがアップされている感じで、
エントリー・ミドルユーザーとしては嬉しいスペックです。

X-M5の出来、造りは？

FUJIRumorsの記事の中で、X-M5の製品の出来について以下のように書かれています（Google翻訳）。

「おそらくタイ製のFujifilm XM5の実物を見てきました。作りがあまり良くない気がします。来月発売です。
プロトタイプです、少し緩い感じがするのも不思議ではありません、珍しい配色で、かなりクールです」

プロトタイプとはいえ、製品としてはちょっとユルいと言っています。
筐体がユルいのはよくありませんが、
逆に、製品価格の低下に繋がるのなら…と、期待してしまう面もあります。

そういえば、これまで使ったFUJIFIL製品も、若干ユルいな？と思うことがありました。
私は、X100T、X100F、XT30…と使っています。
確かに、X100Tはユルかった。
筐体やレンズの動きはグラグラ気味で、華奢？繊細だな…と思ったのでした。

その後、X100、XT30と使っていますが、組み上げのしっかり感は出て来ましたが、
外装のすぐ中に精密機械がある感じは、丁寧に扱わないと…というコワさがあります。
この辺り、長年使ったCanon kiss digital N、X7iなどは、乱暴に扱っても大丈夫な雰囲気があってかなり違いました。

この機種は買えるか？

さて、X-M5がこんなスペックと出来であることから、逆に底辺ユーザーの私にも、購入検討の余地が出て来ました。
これはひさしぶりに楽しい。
もし、12.8万円くらいで出たなら、FUJIFILMもエントリー層を切り捨てていなかった…のだと安心できます。
本当は10万円のカメラが出るといいのですが、今はもう無理みたいなので…
X-M5の正式発表を待つことにします。