【滋賀・伊吹山山上駐車場】伊吹山星空観望会2024へ行って滋賀県最高所からのサンセット眺望と星空を撮影してきました。星景写真

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伊吹山星空観望会2024へ。
2024年のゴールデンウィーク5月3日、以前から告知がされていた「伊吹山星空観望会 2024」へ行っていました。
このイベント、facebookで投稿が流れてき他のですが、添付されていた画像が、夜の山上駐車場で青い夜空と参加者のライトが光っている…というとっても写真映えしそうなイメージだったので、これは行くしかない!と予定を組んでいたのでした。
伊吹山山頂駐車場の標高は1,260m、さすが県下一、雲が全くない晴れの天気でだったこともあって、私は見たことがない絶景の眺望でした。
1,260mともなるとこんなに下界は遠くなるのですね。
撮影に関してですが、これくらいの高さになると、空の色の変わり目の近さ?が違う気がしたり、まだ夕日の時間でもないのに真横から射して来る太陽の光、日が沈んだ直後の光が独特で広告写真でみたことがある独特の色と光の回り方…を見ることができました。
やはり、たまにはこういった普段行かないところへ行ってみるものだな…と思いました。
写真の方は、琵琶湖写真専門ブログの「写真・琵琶湖ストーリー」の方で公開しています。
多くなったので3パートに分けて掲載します。
ぜひご覧ください。
・伊吹山山頂駐車場 眺望編
・伊吹山山頂駐車場 サンセット・星空観望会編
・伊吹山山頂駐車場 スナップ編
撮影に関して。
今回も撮影は、
・X100F
・XT30、XF1680mmf4、XF56mmf1.3
で、ほぼ1680で撮りました。
眺望や会場を捉えるのに、どうしても広角ズームがメインになりました。
この日の課題は、夜撮影です。
暗くなってからの、イベントの様子と空の星空をどうやって撮るか?でした。
私は、ほぼ暗所や星空を撮ったことがありませんので、想像はできるもののどうやって撮るのが確実かは分からず、
実際は、現場で設定を変えて撮れる方法を探す…という具合でした。
撮影法をいくつか試したのでメモしておきます。
・F4、SSオート、ISOオート(上限3200、1600)、露出補正で調整
・F4、SS1秒、ISOオート(上限3200、1600)、露出補正で調整
・F4、SSオート、ISO 10,000、露出補正で調整
など。
最初はISOオートで露出補正で調整で、はじめましたが、うまくいかず。
ISOを指定して(3200以上)、露出補正で結果の明るさを見ながら調整していく…という方法で落ち着きました。
後で考えると、もっと的確な方法があったのでは?と思いましたが、家でやり方を決めていくだけでは現場ではうまくいきませんでしたので、
現場で試行錯誤できるパターンを考えていく必要があると思いました。
特に、SSをダイヤルで指定すればいいと思っていたら、ダイヤルは1秒までしか設定できず、じゃあ1秒以上はどこで設定するのか?とか、わからないことが多発。
そんなことでは試行錯誤までたどり着けませんでした。
仕方なく、FとISOを決めてSSはオートで1秒以上を出すことになりました。
また、ISOも1,000台から10,000台まで普段使わない領域に、勘違いが多く、自分でどのくらいの明るさか?どのくらいのノイズがでるのか?がわからなくなったまま撮っていました。
ISOのノイズも一度調べる必要がありますね(以前調べたのですが忘れてしまい、ノイズの上限は1,000?10,000?と全く忘れました)。
もう一つ問題だったのが、星空の撮り方。
よくみる天の川が写っているような写真の撮り方です。
あれは、どれくらい露出が必要か?何か機材がいるのか?などです。
単純に、露出時間が長ければ写るもの…と思っていたのですが、現場ではそこまで試行錯誤できなかったのと、
そこまで長時間露光すると、画面が真っ白になるのでは?という疑問も。
だとすると、暗く撮っておいて、星だけあとで明るく引き出すのか?と思ったり…です。
ちょっと課題多しですね。
追記:星空の撮り方、調べてみました…
天の川を撮る設定は、ISO:6400、F2.8、SS:15秒だそうです。
固定撮影で15秒ということは、レンズは14mm以下ということにいなる…(なぜ?固定撮影で星が動かないということかな?)。
F2.8のレンズしかない場合は、ISO6400、12,800でたくさん撮ってスタック、
ISO3,200で一枚で撮るなら、赤道儀で30秒とか、
一枚でもっときれいに撮るなら…ISO1600で1分とか。
綺麗さは、高画素機はノイズが多いと言われるが、こう画素な分ノイズも小さいので悪くない。
今のセンサー技術が変わらない限り、10年前のカメラでも写る絵はそれほど変わらないので安く買ってもいい。
固定で15秒くらい露出するのに、長秒時NRは必要ない。
それより熱の方が問題で、夏は暑いのでNRは必要。
高感度NRは、ONにすると塗り絵になるのでお好みで。
ノイズがきになる場合はスタックをする。
スタックのソフトは「Sequateor」がいい。
天の川を撮るには、光を多くすることが基本。
なので、明るい電図か、露出時間を増やす。ISOをあげるのはNG。
(参考: https://www.youtube.com/@NORIPHOTO )
撮影のゴールデンタイム。
最初に、山上駐車場に到着したのが17:00時頃、すぐに会場全体を撮って回りました。
そこで車に戻り、お弁当を食べたりして夜まで休憩しようと思っていたのですが…
外を見ると暗い日暮れの時間。
あっ!気づけば、撮影のゴールデンタイム、正にマジックアワーだったのです。
慌てて、カメラを持ち出してあちこちを撮って回りました。
最初とは違って、すべての場所がドラマチックな雰囲気になっていて、危なくベストタイムを撮り逃すところでした。
今回の写真、この時間にいいものがたくさん撮れました。
危なかった^^;
では以下に、作例をいくつかの載せておきます。
伊吹山 山上駐車場 伊吹山星空観望会2024、撮影 写真・画像












この写真は真っ暗でしたが、明るく補正、色温度で青を引っ張り出しています。この調整をたくさんしました。
この記事を書いた人
- 写真作品の制作を思い立って、調べ始めるとそれは現代アート〜美術史につながっていた。そんなことで美術全体を調べはじめたところ。
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