【FUJIFILM XT30 X100F 作例】近江八幡のカフェで行われたものづくりワークショップの様子を撮影してきました。

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カフェで開催されるワークショップの撮影へ

久しぶりに、友達から撮影の依頼があって、この日曜に撮りに行ってきました。
内容は、押し花を小さな額に貼り付けて、草花の標本フレームを作るワークショップです。
場所は、近江八幡の掘割沿いの土蔵を改装した素敵なカフェでした。

久しぶりの依頼撮影ということで、気持ちや向き合い方など…そういうスイッチを入れるのに少し時間がかかりましたが、徐々に気合を入れて、当日の撮影に望むことができました。

撮影前の計画 カメラとレンズ

当日は、おそらくカフェの大きな?テーブルに参加者が席について作業をする…という状況かと想像しました。
なので、
・X100F(35mm)f2の広めの標準で2・3人のショットを
・XT30(84mm)f1.2のちょっと望遠で一人一人のクローズアアップを
・XT30(24-120mm)広角で全体を
という撮影スタイルを想定で行くことにしました。

撮影前の計画 照明

依頼の話をもらってから、撮影場所の様子を確認したのですが、土蔵を改装したカフェということで、窓際は光が入るもののそれ以外は薄暗いということがわかりました。

そこで、もしもの時のために、照明の準備を考えました。
ちょうど先日、GodoxのTT350Fを買ったところなので、これがあればなんとかなるという考えです。
さらに、土蔵ということで天井が高く、がらんとした空間だったらもっとパワーのあるモノブロック・Godox MS300を使おうという計画です。

で、TT350Fが初使用だったので、屋内でテスト発光してみたところ…
ストロボでよく使うと思われるバウンス発光ではほとんど発光の効果がでませんでした(このストロボ、ガイドナンバーがGN36と少し小さいのです)。
特に、TTLでバウンス発光すると全くわからない程度で、光量の調整を+3(MAX)にしてもほんのちょっとわかる程度。また、マニュアルモードでテストしていくと、光量の調整1/1(フル発光)まであげて、やっと効果がわかって来る程度。

そこで、いろいろ考えた末に、ストロボの照射角度をできるだけ絞ってみると…
急に発光の影響が撮影画像に現れてきました。それまでは最広角の16mmになっていたのでした。
その時の限界照射角はたしか68mm…だったと思います。

テストした室内は、普通の家でかなり天井が低かったので、この時点で土蔵のような場所で効果が出るかは不明でしたが、一般の会議室程度の場所であれば充分使えると思います。

Godox TT350F使用法、MS300との同期リモート、FUJIFILM XT30とのフィット感は?
https://lifephoto.work/archives/712

現場に行ってみると

当日、実際に現場に行ってみると、窓際とそれ以外の場所の薄暗さはあるものの、結構光が回ることがわかりました。
テスト撮りしてみると、窓をバックに背負った状態でもそのまま露出補正せずに人物が撮れそうでした。
用意したストロボは全く使うタイミングはなく、撮影中はほとんど照明を意識することなく進みました。

時々、テーブルは明るいのに人物が影になる状況がありましたが、急遽カメラ付属のストロボを焚いてみると、3mほど離れていたせいか直当てにも関わらず、それほど嫌な当たり方をせずちょうどいい補光になってくれました。

薄暗いカフェで撮影するカメラの露出設定

露出の設定は、ストロボなしでいくつもりなので以下のように設定。
手ブレ・被写体ブレを防ぐつもりの設定です。
・撮影モードはいつも通り:絞り優先
・ISOを上げ目にオート設定で…上限ISO:6400
・下限シャッタースピード:1/60

レンズの選択は、ほぼ思った通りでした。
どの焦点距離も、ある程度距離をとって撮影する雰囲気だったので、中望遠がちょうどよい距離感となりました。

ものづくりワークショップ「牧野植物工房」

さて、友達のやっている「牧野植物工房」さんは、野の花で押し花したり、木の実を拾ったり、自然で遊ぶ…をテーマに、滋賀県近江八幡を中心にワークショップなどを開催されています。

これまでも、春の新芽が芽吹く季節に「野駆け」をテーマに、植物の解説、春のお弁当、植物採集というちょっと珍しいアプローチでワークショップを企画するなど、マイペースに活動されています。
今後も、楽しい・おもしろい企画を期待して、注目していきたいです。

・牧野植物工房
https://www.instagram.com/makimaki_yasou/

会場の「ティースペース茶楽」

今回初めて伺った?ティースペース茶楽さん、土壁と太い柱や梁の内装が雰囲気があって、手作り作家さんの商品が並んでいたり、瑞々しい緑の草花が生けられていたり…と素敵なカフェでした。
店主の大橋さんともお話できたのですが、とても気持ちのいい素敵な方でした。

そんな大橋さんが、(世界の)お茶の産地を見て回ってできたのがこのお店だそうです。
HPでの説明は…

八幡堀にたたずむ古い土蔵(築170年)のティースペース。
額縁窓からの季節の眺めは一枚の絵のように、時の流れを忘れさせてくれます。
茶楽では、地元野菜をふんだんに盛り込んだ週替りランチプレート(平日のみ)をご用意。
旬の果物のタルトや季節ごとのチーズケーキもおすすめです。
また、地元の作家さんによる手作りの雑貨の販売や、2Fスペースは教室・ギャラリーとしてもご利用いただけます。

と、ギャラリー、雑貨販売、教室…などができる多目的なカフェだということですね。
作品展示などもできるということで、ぜひまた伺って作品展示のことなど相談できればと思っています。

・ティースペース茶楽
https://www.instagram.com/teaspace_saraku/
https://chakapokosaraku.shiga-saku.net/

ワークショップの様子 FUJIFILM XT30 X100F 作例

それでは、ワークショップの写真ですが、撮影では一般のお客さんを撮りましたが公開できないので、その周りのカフェを切り取った様子を載せていきます。

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