【XT30 X100F 】ポートレート撮影・動画クリエーター編 滋賀県 甲賀市
今回も「写真館テスト撮影&アート・ファッションフォト撮影 モデル募集」に応募いただいた撮影です。
甲賀市内でポートレート撮影を…という募集のテーマに沿った撮影になりました。
Contents
アート・ファッションフォト撮影に応募してくれたアーティストさん。
モデルさんは、地元甲賀市で映像クリエーターをされているUさん。
普段は、東京などの映像編集や動画撮影のマネージメントなどをされているとのことですが、
“出役”にも興味があり、今回うちの募集を見つけて応募していただきました。
打ち合わせは、メールで行いましたが、とても丁寧で撮影当日お会いした際も礼儀正しい好青年でいらっしゃいました。
・【無料 作品撮り】写真館テスト撮影&アート・ファッションフォト撮影 モデル募集
https://kokaindex.com/archives/13932
アー写の撮影計画
撮影のご要望は、屋外、甲賀市市内で滋賀県らしいところ、ダークなイメージ、カメラ・ジンバルを持っているカット…などでした。
ロケ場所に関しては、前回の撮影が近かったのと内容が似ているので、候補リストをそのまま送って見てもらいました。
以下のように提案しました。
普段ポートレート撮影で考えていた場所は…
西友の屋上、水口中学の近所のドラム缶置き場、陶芸の森、鹿深夢の森、青土ダム、三筋の道・旧商店街、SKR・玉桂寺駅、甲南・マンマミーア、名坂風致公園・大池寺、近江鉄道どこかの駅、ミホミュージアム、信楽駅界隈、スポーツの森の丘、岩尾の一本杉…などです。
また、ダークなイメージということで…
これを考えると、夕方明るいうちから〜暗くなる頃の撮影がいいでしょうかね。
また、日中でダークなイメージを撮れるシーンは思いつかないのですが、あれば教えてください。
山奥など暗い場所とかですかね?
これらを経て、撮影時間は午後から夕暮れ、場所は信楽の陶芸の森とSKR・紫香楽宮跡駅に決定しました。
撮影当日、信楽の陶芸の森〜夕暮れのSKR・紫香楽宮跡駅
当日は、水口で集合してこちらの車で陶芸の森へ向かいました。
そろそろ秋らしくなって来た気候でしたが、集合した13時頃は日差しが強く気温も上がり、私はTシャツ一枚でスタートしました。
陶芸の森では、あらかじめ撮影場所を決めていたので、それらをつぎつぎ移動してカットを重ねていきました。
モデル初体験のUさんでしたが、普段から撮る方の側で見慣れているのか、落ち着いていて慣れた感じで撮影は進みました。
陶芸の森はとにかく広くて、撮影場所が離れていて移動に疲れるので場所ごとに休みながらの撮影です。
そのおかげで、撮影カットとしてはいろいろなシチュエーションの絵がとれたと思います。
背景も、洋風の木々や芝生やかっこいい建造物…と、日常感の無いイイシーンばかりでした。
ここは、ポートレート撮影にはとてもイイと今回やってみて思いました。
夕方近くになって、場所をSKR・紫香楽宮跡駅に移動。
そろそろ陽も暮れ始めてちょうどイイ時間でした。
急いで、駅のホームとススキの茂っているエリアで定番カットを撮影。
最後に、私の希望のランタンとLED豆電球を使った撮影を試行錯誤。
何とか予定の撮影を全部取り終えました。
途中、やりたいポーズなどはたくさん抜けましたが、予定のスポットでちゃんとカットを消化したのは非常に珍しいことでした。
なので今回は大成功です。
使用機材カメラ・レンズ
今回も、使ったカメラは以下の通り、
・FUJIFILM XT30 + XF56mmf1.2 + XF1680mmf4
・X100F
今回もXT30だけRAWで撮りました。X100Fはjpegです。
X100Fがjpegなのは、SDカードの容量があまりなかったので枚数を稼ぐため、と、35mmf2はスナップ的に撮ろうという想定。
しっかり撮るのはXT30のほうで、レンズも56/1.2や16-80mmの広角・望遠と、こちらで本気を出します。
撮影時ASTIAだったフィルムシミュレーションも、現像時に変えることができ、Classic Chromeを指定することで彩度を落とした良い仕上がりにすることができました。
機材の印象は、やはりXF56mmf1.2が良くて、これで撮っておくとなんとかなる…という感じ。
XF1680mmf4は、やはりちょっと背景のボケが足りないと思うことがありました。f2.8が欲しいところ。
そして今回も、X100Fで撮った写真も良くて、解像感もしっかりあるし、無理のない画角と距離感で非常に撮りやすいカメラだと再認識しました。
撮影画像とまとめ
撮影結果ですが、なかなか良く撮れたと思います。
当初の予定では、もっとスナップ的なものを撮るつもりだったのは無くなりましたが、
モデルのUさんの希望でもあった”プロフ的な写真”を中心にいろいろなカットが撮れたと思います。
また、モデルさんとしても、かなりの被写体ぶりで不慣れでダメ…ということが一切ありませんでした。
また、夜のイルミネーション撮影は、今回も手探りでしたが、この路線で何かできそう…という予感と手応えがある撮影もできたと思います。
この路線を追求していけば、1つのシリーズになって作品制作や個展での発表に繋がると感じました。
とても収穫の多い撮影でした。
この記事を書いた人

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写真・カメラ愛好家。グラフィック・WEBデザイナー。2004年から写真を始め、スナップ、ポートレイトなど精力的に活動。同時期に自作のホームページを立ち上げネットでの発信も開始、全国のカメラ・写真好きと交流する。
雑誌掲載多数。PHaT PHOTO CONTEST 100Point達成。誌上個展開催。
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