【FUJIFILM】TiktokでX100Vが人気ってどういうことになってるの?X100Vがウケている魅力とは何か?

posted:2023-12-29 | lifewithphoto | X100Fコラム
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X100Vが作っても作っても足りない…というニュース

先日、FFUJI RUMORSで「X100Vが人気で作っても作っても生産が需要に追いつかない…」という記事が上がっていました。
https://www.fujirumors.com/fujifilm-managers-interview-talking-fujifilm-x-pro4-autofocus-fujifilm-x-t5-sales-5th-generation-gfx-x100v-demand-and-more/

これについてFUJIFILMは…
TikTokで若者がX100Vをファッションアイテムとして取り入れていたりする。
これは、このカメラがクールであるということ。(人気の一つの要因だと考えている)
X100VはFUJIFILMにとって、カメラブランドの入り口となる製品で、それはいずれメイン商品につながる。
X100Vの需要は増えていて、現在2,3ヶ月待ち状態。生産の増強をしているところ。
生産工場を新設することはないが、製造工程の変更で対応していく。
としている。

X100シリーズの価格が急騰…Gamingdeputy Japanでの記事

一方、Gamingdeputy Japanでは、「TikTokのおかげで、中古の富士フイルムX100シリーズの価格が急騰しています」という記事でTiktokとX100Vについてい書いている。
https://www.gamingdeputy.com/jp/hardware/tiktokのおかげで、中古の富士フイルムx100シリーズカメ/

内容は、
Z世代が2000年代初頭のデジタルカメラを復活させている。
TiktokユーザーがX100Vを賞賛したため、その人気が劇的に上がっていて、
X100Vの価格は3,000ドルに急騰していて、これはCanon、Sony、Nikonなどの最新のフルサイズと同じかそれ以上。
中古のX100でさえ、数百ドル〜1,000ドルへ上昇した。
X100シリーズは人気のある機種ではあったが、これまでこのようなことはなく、Tiktokの影響だと言える。
Tiktokでは、ここ最近X100Vへの関心が高まっていて、「#fujifilmx100v」は320万回以上「#fujifilmxt100」は110万回再生されている。
何人かのTiktokユーザーは、富士フイルムX100のカラーサイエンスを称賛している。
カイリー・カティッチは、「このカメラはあなたの人生を変えるでしょう」と投稿し、X100が「フィルムカメラのように見えるが、実はデジタルだ」とし、いかに「フィルムを模倣したデジタルカメラ」であるかを力説した。
フィルム写真の復活や、フィルムを模倣できる最新のデジタル カメラを見つけるというコンセプトは、若いZ世代ユーザーにとって魅力的である。
と、こんな感じでしょうか。

X100VがTiktokでの人気、どこがウケているのか?

これらの記事を読んで、全体をまとめてみると…
・Z世代の若者の間で、2000年代初頭のデジカメなどが流行っている。
・そんなZ世代がよく利用するTiktokでも2000年代の懐かしい嗜好が流行っている。
・カメラにおいては、フィルムの色味やローファイ感がウケているよう。
・そんなTiktokユーザーに、X100シリーズはフィットした。
・設定だけでフィルムぽく撮れるフィルムシミュレーションや完璧なフィルムカメラのようなデザインだ。
・影響力あるTiktokerたちが、こぞってX100V・X100シリーズのクールさを発信した。
・その結果、X100Vをファッション的に取り入れたり、撮影するユーザーが増えた。
・Tikitokに端を発したこの流れが広まり、X100V・X100シリーズの大人気と価格高騰に繋がった。
とこんな感じではないでしょうか?

若者のレトロをおしゃれとする嗜好が、X100シリーズの本質的な魅力(デザイン・フィルムシミュレーション)と奇跡的にマッチしたというのが大きいようですね。
Tiktokで、#X100Vなどを検索してみると、普通にX100Vの開封動画をやっていました。
そして、X100Vを手に持って前や後ろをくまなく見せていました。
「やっと手に入れたぜ」って感じです。

あと、記事では、カメラ関連の発信の場がTiktokに移ったとも言っています。
Tiktokでカメラのことを発信しても、そういうユーザー・下地がなければバズりもしません。
おしゃれ目線のウケ方以外にも、従来のカメラユーザーたちもTikitokに移動しているということなのかもしれません。

私にとってのX100V・X100シリーズの魅力

ところで、そんな私はX100Fユーザーです。
X100シリーズの魅力にべったりはまっている一人です。
私にとってのX100シリーズ(X100F)の魅力とは…

やはりデザインが一番です。

ぱっと見、フィルム・M型ライカのようでライカでない。
カメラといえばこれ!というフィルムカメラのオーソドックスなデザインで、それが超おしゃれに仕上げられているところ。
カメラのデザインが変遷していく途中で奇跡的にこのデザインに出来上がったのです。これが私のお気に入り。
(X100Vはいいデザインですが、私のベストな好みからは少しズレてしまいました。x100Fが好き。)
特に、各ボタンなど部品の処理が無駄なく削ぎ落とされていたり、不要な装飾的な曲線がなく直線的であったり。
例えば、シャッター・電源ボタン部分の、過去から洗練し出来上がったような完成されたデザインは、今後も変えて欲しくないと強く思います。

撮影するカメラとしての出来ばえ。

最近のデジカメの操作系とは少し違った、クラシカルなダイヤル類とその設計。
ダイヤルは、正直オートに合わせてることが多いんだけど、これが組み込まれてるカメラを使って写真を撮れるということが、なんだか嬉しいのです。
さらに言うと、アドバンスト・ハイブリッドビューファインダーの搭載。この世界でも珍しい技術とそのおかげで実現するEVF・OVFの両方使い。普段はEVFでも時々OVFを使えば最先端技術を使っている気分に浸れる。
この感覚、速く走れる車とかと同じで、その気になればこのカメラはクラシカルな撮影体験もできる…という嬉しい気持ち。
同様に、過去のフィルムをシミュレートしたモードを載せていたり、それでいて画質は最先端にクリアで申し分ない。
これなのだ。

こんな、クラシカルなデザインを今時にクリンナップしてレトロモダンに仕上げ、中身はレトロな写真も撮れる最新の技術が詰まっている…
「こんなカメラを持つ喜び」これがX100シリーズの魅力だと思っているのです。

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