【対話型鑑賞】地元滋賀の作家の立体作品。2025.6.28

posted:2025-09-05 | is_shin | アート
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2025年6月28日の対話鑑賞のメモです。

今日のお題は、地元滋賀の作家の立体作品。
(作家名、作品名はメモるのを忘れました^^;)
細い竹の枝を編んで?ねぶたのダシみたいに紙の張子のような仕上がり。
これが、天井から吊られていて、軽い感じで中に浮いている。

形状は、大きなトランペットのような開口部、胴体がクネクネと曲がって別のもののようになっている。
張子は、赤白のチェッカーフラッグみたいで、隙間が一様に開いている。
と、こんな感じ。

今日の参加者は、いつもより多くて、親子連れが2組、50代くらいの女性の友達同士2人、と私。
ファシリテーターは、担当のボランティアさんがお休みで学芸員さんが担当。

まずは、いつも通り2分間のじっくり鑑賞。
今日は、複雑な立体作品なのでみなさん作品の周りをぐるぐると見て回る。
わたしは、いつも通りこの時点で全くよくわからない。

次に第一印象の聞き出し。
私が当たってしまった。私の第一印象は…
・隙間の空いた赤白の張子が、小さな紙吹雪みたいに見える。
・それがなんだか、明るいイメージでヒロヤマガタのカーニバルみたいに感じる。

続いて他の参加者のご意見は…
・蛇のよう、何かを飲み込んでいる。
・大きなラッパが、音を吹き出している。
・血管のようにも見える。
など。

きょうの作品は絵画ではなくて、具象がないせいかマニ化をみつけるのが難しい。
参加者の皆さんもそれ以上の深読みがなかなか進まなかった。
ここで、30分が経って対話鑑賞は終了。
参加者のみなさんの感想は、こんなふうにじっくり見たり、他人の意見を聞くのは新鮮な鑑賞ができた…といったものが多かった。
私も毎度、同様の感想で自分だけでは読みが進まない鑑賞を深められるのがとても勉強になる体験だと思っている。

対話鑑賞が終わってみると、改めていくつかのことが 思い浮かんできた。
それは…
・細い竹の枝を流用して紙を貼って作った作品、こんな華奢な作りでよかったのか?
・これでは50年持つのだろうか?そんな美術作品で良かったのだろうか?
・むしろ、経年で朽ちていくように設計されているのか?
・骨組みを細い竹の枝をそのまま使っていたり、紅白の薄い紙を糊で貼ったようだったり、形状もグラグラと不安定なこの作品は、土着の祭事などでその時々で作られるような道具?のようにも感じられる。
・そう思うと、大きなラッパとその胴体は、やはり「大蛇」などを模しているようにも思える。
・大蛇には定番の意味や物語がありそうで、昔暴れていた大蛇を退治した話や、勧請縄として集落の結界を守る役割りなどがありそう。
そんなことをあとで思っていました。

ただ、あとでタイトルとみると「わたしはわたし(うろ覚え)」みたいな作品名で、それを見ると全く読み違えしている?ようにも思う。
また、作者は「もの派」を経験しているとのことで、「もの派」の痕跡やその点からの深読みができるるのかもしれない…と思ったりしている。

今回はこんな感じで、なかなか難解な作品でした。
また今度、学芸員さんにヒントをもらいたいところです^^。
対話鑑賞、やっぱり楽しい!

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滋賀県立美術館の対話鑑賞の概要は…
・開催日 毎週 土、日曜日(休館日を除く)
・時間 1回目 11:00〜11:30
    2回目 13:00〜13:30
・集合場所 展示室1、2前
・定員 各回10名程度(先着)
・対象 どなたでも
・内容 展示室1または2に展示されている作品の中の一作品を、対話をしながら鑑賞します。
※ファシリテーターが選んだ作品で対話鑑賞をします。鑑賞する作品は、当日美術館エントランスでお知らせいたします。(1回目と2回目で違う作品を対話鑑賞する場合があります)
※時間の変更やプログラム中止の場合があります。美術館ホームページの「お知らせ」をご確認ください。

詳しくはリンク先を見てください。

・滋賀県立美術館の「対話鑑賞」
https://www.shigamuseum.jp/learn/vts/

投稿者プロフィール

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写真作品の制作を思い立って、調べ始めるとそれは現代アート〜美術史につながっていた。そんなことで美術全体を調べはじめたところ。
 
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